国立国際美術館:他人の時間、ヴォルフガング・ティルマンスYour Body Is Yours

国立国際美術館:他人の時間、ヴォルフガング・ティルマンスYour Body Is Yours

以前から行きたかったんですがなかなか時間がとれず
先日ようやくウチのお嬢さんと行くことができました。

ウキウキしながらまずはいつものようにB3へ。
アジア・オセアニア地域の若手を中心としたアーティスト総勢25名による作品が展示されています。

入って最初に引き込まれたのが
「ジョナサン・ジョーンズ《光落ちるウォール・ウィーヴ》」
光と影、それの描くカタチが面白くていろいろ見る角度を変えて前からしばらく動けませんでした。

ブルース・クェック《鏡の回廊》では
最初と最後にQAコードとプリンターを使ったシカケがあって
これは技術者目線で見てかなり興味深かったです。
こういうロジックを考えるのはすごく楽しそう。

静かにつぶさに見入ってしまった
ヒーメン・チョン《カレンダー(2020‐2096)》
誰もいない場所が圧倒的なボリュームで展示されていて
どの写真もどことなく静かな迫力がありました。

十二分に堪能して
B2のWolfgang Tillmans展へ。

独特の展示方法を親子で話合いながらぐるっと1周。
その後、ゆっくりと2周目を堪能。

一番、見入ってしまったのは
「Weed, 2014」
なんてことない景色なのですが
なんというか静かななかに力強さがあって
引き込まれてしまいました。
どの作品もとても力強く感じました。

9月23日までですのでまだの方はお早めに~

国立国際美術館:高松次郎 制作の軌跡

国立国際美術館:高松次郎 制作の軌跡

国立国際美術館で開催中の
「高松次郎 制作の軌跡」
にうちのお嬢さんと一緒にいってきました。

今回はお嬢さんは
「こどもびじゅつあー」
に参加。

おおざっぱに言うと

皆で一緒に作品を見て回りながら

「どういうこと(意味とか狙いとか)だろう?」

って考えながら回るツアーです。

でその間わたしはゆっくりと鑑賞。

B3とB2をすべて使ったかなりのボリュームの展示に圧倒されてきました。

どれもすごかったのですが

その中でもB3で「遠近法の椅子とテーブル」

に魅せられてしまいました。

そこだけでいろんな角度から見つめ続けてあっというまに

お嬢さんのツアーが終了。

そこからはもう一度2人でぐるっと見て周りました。

まるでそこだけ時間が止まっているような「影」や

「単体」と「複合体」の一連の作品郡を二人でじっくり回っておなかいっぱい。

大満足でした。

7月5日まで開催してます~

国立国際美術館:フィオナ・タンまなざしの詩学、コレクション3

国立国際美術館:フィオナ・タンまなざしの詩学、コレクション3

国立国際美術館で開催中の
フィオナ・タンまなざしの詩学
にうちのお嬢さんと一緒にいってきました。

朝一に行ってまずは
「興味深い時代を生きますように」
を鑑賞。

自らのルーツ、自分は何者なのか?

を探すドキュメンタリー。

私はすごく魅入ってしまってあっというまの60分だったのですが
小学校5年のお嬢さんには少し退屈だったみたいです。

この時点で12時前・・・
昼から予定があったので
このあと会場内を
大慌てで見て周りました。

当然ながら断片的ですべては見れず。
その中でも
「ライズ・アンド・フォール」
「インヴェントリー」
はもっとじっくり見たかった。

印象に残っているのは
「ティルト」
というフィオナ・タンさん自身のお子さんが6ヶ月のころに撮影した作品です。

風船でふわふわと浮いている赤ちゃん。
まだ歩くことも未経験なのににこにこと笑いながら
楽しんでいる。
これだけでもすごくかわいいのですが
会場内でどの作品を見ていてもこの笑い声が結構聞こえてまして
これがなんともいえず気持ちよかった。

もうひとつ
「ダウンサイド・アップ」
という作品も印象に残ってます。
上下に反転したモノクロームの世界。
そこを行き来する影を通じて
幽体離脱したような現実からの乖離を感じました。

その後はコレクション展へ。

今回で一番印象に残っているのは
石内都さんの写真、YOKOSUKA AGAIN。
ざらついたモノクロームの冷たくも暖かい雰囲気がすごく良かった。

松江泰治さんの
OSA13829も見入ってしまいました。

残念ながらここで時間切れ。

すごく心残りですので
開催期間中にもう一度いきたいです。

国立国際美術館:ノスタルジー&ファンタジー 現代美術の想像力とその源泉、コレクション1

国立国際美術館:ノスタルジー&ファンタジー 現代美術の想像力とその源泉、コレクション1

国立国際美術館で開催中の
「ノスタルジー&ファンタジー」にうちのお嬢さんと行ってきました。

今回はなつやすみびじゅつあー2014、「じっくりゆっくりかんさつ会」に参加してきました。

最初に講堂にて、何をどうやって見ていくのか?ってお話をしてからB3の展示室へ。

作品の中に隠れている

・どうぶつ
・しょよくぶつ
・たべもの
・てんたい

を観察してスケッチして一冊の図鑑にまとめようって企画です。

お嬢さんは山本桂輔さんの大きな展示を特に気に入ったみたいでした。

私は須藤由希子さんの絵画、緻密な線の量に圧倒されてしまいました。

展示の最後には淀川テクニックさんの大きな展示があり

観光地の看板のように裏から顔を出して作品の中に入り込めるようになっています。

そこだけは撮影可能となっていますのでお子様と行かれるかたはカメラ持っていったら楽しいかもです。

一通り回った後は取り上げるテーマと作品を選んで図鑑を仕上げていきます。

夏休みの宿題の題材にしちゃいました。

でB2のコレクション展へ。

見終わったらちょうどお昼だったのでそのまま

近くのカレンってお店でランチです。

なかなか良い休日でした。

国立国際美術館:アンドレアス・グルスキー展、郭徳俊、コレクション4

国立国際美術館:アンドレアス・グルスキー展、郭徳俊、コレクション4

ようやく国立国際美術館で開催中の
「アンドレアス・グルスキー」に家族で行ってきました。

聞いた話では混雑しているとのことだったのですが
土曜の朝一番、10:00にいったところ結構すいていて
ゆっくりと鑑賞することができました。

壁一面の巨大な画面から伝わってくる圧力は思っていた以上になかなかのもの。
緻密な「99セント」の圧倒的な情報量もすごかったのですが
抽象的な「バンコク1」「バンコク4」が強く印象に残りました。

一緒にいってた奥さんは
「なんとなくめまいがする」
と言ってました。
「日常生活ではありえない情報量が一気に入ってくる感覚のせいなのかもね。」
なんて話をしながら家族で目いっぱい楽しんで来ました。

その後はB2Fの「郭徳俊」、「コレクション4」へ。
郭徳俊展ではなんとなく不安定さを感じました。
どういったところからなのかはよくわからないのですが・・・

で最後はコレクション4へ。

家族で美術館、目いっぱい堪能してきました。
開催中にもう一回暗いは行きたいなぁ。

国立国際美術館:あなたの肖像-工藤哲巳回顧展、コレクション3

国立国際美術館:あなたの肖像-工藤哲巳回顧展、コレクション3
昨年のことになりますが
お嬢さんと一緒
国立国際美術館で開催されている
「あなたの肖像-工藤哲巳回顧展」と「コレクション3」
に行ってきました。

日曜日でしたが早い時間のせいか比較的すいていました。

立体ばかりでいろいろな角度から覗き込んだり
後ろに後ろに回ってみたりとかなり楽しめます。

鳥かごをモチーフにしたシリーズでは
「どっちが何を表現してると思う?」
なんて話し合いながら目いっぱい堪能。

「インポってどういう意味?」
の質問には少し困ってしまいましたが・・・
「不能、出来ないって意味だよ。」
と回答しておきました(笑)

でそのままB2のコレクション展へ。
こちらも立体、そこそこ大きいものがが多く
二人で角度を変えながら楽しみました。

次回は待ちに待った「アンドレアス・グルスキー展」。
今から楽しみです。

国立国際美術館:貴婦人と一角獣、コレクション2

国立国際美術館:貴婦人と一角獣、コレクション2
先日、国立国際美術館で開催中の「貴婦人と一角獣、コレクション2」へ
娘と二人でいってきました。

巨大なタピスリー(タペストリーと同意だそうです。)はかなりの迫力。
500年も前に作られた繊細な描写による物語に息を呑みます。

娘と二人で「すごいねー」の連発でした。
入り口で配布されていた子供用のガイドが
クイズとかを切り口にして子供たちに興味を持ってもらうような構成で
なかなかいい感じ。

続いて地下2Fのコレクション展へ。

今回は彫刻がメイン。
それぞれ素材で分けられて展示されていました。
床に置かれたものは周囲すべてからじっくり見れます。

エスカレーター側の入り口に近いエリアでは関西の作品をいくつか展示。
それぞれじっくり見れて一日楽しめました♪

国立国際美術館:美の饗演、コレクション展

国立国際美術館:美の饗演、コレクション展

先日、開催期間の終了間近でしたが国立国際美術館で開催中の「美の饗演、コレクション展」へ
娘と二人でいってきました。

美の饗演は関西の公立美術館所蔵の作品を集めた展示会。
どれも素晴らしかったです。

今回始めてギャラリートークに紛れ込みました。
さすがにわかりやすい説明でかなり良かったです。

ヘッドフォンが子供にはちょっと大きくてユルユルだったのが少し残念。
※耳にかけるタイプのやつです。

次回は自分の持っていってみようかな。

そのまま2階へあがりコレクション展へ。

今回は
「ピカソの版画と陶芸」
「塩見允枝子とフルクサス」
の二本立て。

「塩見允枝子とフルクサス」では
それぞれが短い「ワード」を書きバランスをとっていくってのに
親子二人で楽しんで遊んでしまいました。

最後は
「ピカソの版画と陶芸」です。
お皿、どれも素敵でした~♪

国立国際美術館:WHAT WE SEE~夢か、現か、幻か~、コレクション展

先日、国立国際美術館で開催中の「WHAT WE SEE~夢か、現か、幻か~、コレクション展」へ
娘と二人でいってきました。

国立国際美術館:WHAT WE SEE~夢か、現か、幻か~、コレクション展

まずは地下3Fの「What We See」へ。
映像作品の展覧会です。

印象に残ったのは台湾のお二人。

「レム睡眠」の強烈なリアリティと
「ヴィジブル・ストーリー」の非現実的な感覚がすばらしかったです。

そのまま地下2Fのコレクション展へ。

今回は「現代美術とテーマ」。
いつもの様にキッズプログラムを楽しみました。
国立国際美術館:WHAT WE SEE~夢か、現か、幻か~、コレクション展

本永定正さんの作品を見ながら
「色の動きに合うような音の言葉」を自分で考えていました。
しみじみと成長を感じました。

次の展覧会も楽しみです。

国立国際美術館:エル・グレコ展、空中空、コレクション展

国立国際美術館で開催されている
「エル・グレコ展」
「空中空」
「コレクション展」
に娘といってきました。

国立国際美術館:エル・グレコ展、空中空、コレクション展

まずはいつもどおりB3のエル・グレコ展へ。

結構な混雑でしたがゆっくり見れました。

娘は「途中で飽きるかな」と思ってたんですが
「受胎告知」や「無原罪のお宿り」など
迫力のあるものまで
最後まで集中して見入ってたのでちょっとビックリ。
成長してるんだなと。

でそのままB2のコレクション展へ。

今回は「もの派」がメイン。
キッズプログラムしながら二人で楽しみました。

で最後に「空中空」へ。

宮永愛子さんのナフタリンを使ったオブジェを堪能。

撮影OKだったので娘と二人でロッカーまでカメラを取りに戻って
ゆっくりと見ながら撮りながら・・・
肉眼で見て、ファインダーで見てと目一杯楽しんできました。

国立国際美術館:エル・グレコ展、空中空、コレクション展

期間中にもう一回行きたいなぁ。